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その29
「２００１年 ニューヨーク紀行4）」
F.A.Oシュワルツ(F.A.O. Schwartz)
現在２００１年１月２７日午前１１時５７分。さて、今日はおもちゃ屋さんの紹介から。このF.A.O.シュワルツは世界的に有名なおもちゃのデパートだ。店内はとにかくどこを見てもおもちゃ、おもちゃ、おもちゃ・・・・特に、１階は人形売り場になっているのだが、その数は半端ではない。人間の背の高さを凌駕するクマの人形（たぶんテディー・ベアー？）を始めとして、色とりどり。正直度肝を抜かれた。
まさに「おとぎの国」という言葉がぴったし合うこの店であるが、映画にも度々登場しており、トムハンクスの出演していた「ビッグ」、そしてマコーレー・カルキンブームを引き起こした「ホーム・アローン２」などが有名らしい。小さな子供さんのいるご家族にお勧めのスポットである。
セントラルパーク(Central Park)
ニューヨークとくればセントラルパーク、と言っても言いすぎでないぐらいに有名な公園。大都会のど真ん中に広がる市民憩いの場で、ジョギングをする人、犬の散歩をする人、芝生で昼寝をする人、サイクリングをする人などなど、人様々である。ここはとにかく広い！面積は約３．４平方キロメートル。南北４キロメートル、東西約８００メートルという想像を絶する大きさである。あまりにも広いので、徒歩で一周するのは大変。ということで、バスや馬車で公園内を一周するツアーもあるらしい。
公園内には、動物園、ボート遊びができる湖、テニスコート、アイススケート場、グラウンド、美術館、劇場など様々な設備がそろっており、年中いろいろなイベントもあるとのこと。緑の豊かなこの公園は、ニューヨーカーにとって一種のオアシス的存在らしい。ただし、夜の公園は状況が一変する。特に一人歩きは絶対してはいけない。女性のみならず男性さえも犯罪に巻き込まれることが少なくないらしい。確かにこれほど緑がいっぱいで、広大で、かつ人通りが少ないとなれば、犯罪に巻き込まれても助けを呼ぶこともできないだろう。筋骨隆々としたマッチョのえじきにならないためにも、肝に銘じておいてほしい。ああこわ・・・・
エンパイアステート・ビル(The Empire State Building)
「自由の女神」と共にニューヨークのシンボル的存在である「エンパイアステート・ビル」。今でこそワールド・トレードセンター(World Trade
Center)やシカゴのシアーズ・タワー(Sears Tower)に追い越されてしまったものの、かつては世界一の高さを誇っていた超高層ビルである。屋上の展望台は吹きぬきになっていて、１月の風をもろに体に浴びることになる。（冗談抜きで、マフラー、手袋、帽子の３点セットがなければ寒さで凍え死んでいたかもしれない？）
景色はとにかく美しいの一言に尽きる。ニューヨークを一望でき、まさに絶景かな、絶景かな、といったところである。私が行ったのは昼間でしかも晴天だったので、写真をとるには絶好のコンディションだった。ちなみに、夕暮れ時は沈む太陽を背にした景色が、夜はネオンで彩られた夜景が筆舌に尽くしがたいほど美しいそうだ。ただし、夜は夜景目当てに来る観光客でごった返すそうで、入場券を買うのに２時間待ちなどざらだそうである。（ちなみに、私が行った昼間でさえ１時間強待たされた。）
このエンパイアステート・ビルも数々の映画に出てくる。有名なのは、トム・ハンクス、メグ・ライアンの黄金コンビで送るロマンチックコメディーの決定版、「めぐり逢えたら」。「その１１」でも少し紹介したが、その舞台となるのがここだ。残念ながら、メグ・ライアンは川原のことを待っていなかったが・・・（私の言わんとするところは、映画を見ていただければお分かりいただけると思う。ぜひともご覧あれ！）では今日はこのへんで。
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