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その26
「２００１年 ニューヨーク紀行（１）」
「２００１年 ニューヨーク紀行（１）」
現在２００１年１月１５日（月）午前２時１５分。遅ればせながら、皆さん明けましておめでとうございます。長かった冬休みも後２日間で終ろうとしているわけだが（冬休みの期間は２０００年１２月１６日〜２００１年１月１５日）、私はこの冬期休暇を利用して、ニューヨーク(New
York)のほうへ旅行に出かけてきた。そこで、今回から数回に渡って新シリーズということで、ニューヨーク旅行体験記を掲載させてもらおうと思う。
<新世紀のカウントダウン>
アメリカで最も刺激的な町として有名なニューヨーク。ここに来た理由の一つが新世紀のカウントダウンを見物することだ。マンハッタン（Manhattan：ニューヨークの観光名所はほとんどこの地区に集まっている）の中心ミッドタウン(Midtown)。そのど真ん中にタイムズスクエア(Times
Square)という所があるのだが、ここは毎年カウントダウンを見学しに多数の観光客が訪れる場所として有名である。
タイムズスクエアはミュージカルの劇場やディズニーストアなどが軒を連ね、とにかく色鮮やか。治安もかなりよくなり、アメリカの好景気の象徴とも言われている。特に今年は新世紀を迎えるカウントダウンということもあって、去年に引き続き相当の
数の観光客が見込まれていた。
でも宿泊先のホテルがタイムズスクエアから徒歩数分のところにあったので、１１時４５分くらいに見に行っても十分間に合うだろうと高をくくっていた。ところが通りに出た瞬間人、人、人。立錐の余地も無いとはまさにこのようなことを言うのだろう。数センチ先にも進むことができなかったから驚きである。
カウントダウンの式典には伝説のボクサー、モハメット・アリが来ていたそうだがもちろんそれを見ることはできず、「３、２、１、ワー」の掛け声を聞くのが関の山だった。しかし群集の叫び声はすごかった。おそらく１００万人は軽く超えているだろう。人々の歓声がおなかにずっしり響いてきた。これはこれでめったに経験できることではないし、雰囲気を味わえただけでも良しとしよう。
そんなこんなでニューヨーク初日はなかなか味わい深い（？）ものだった。では、次回からは具体的に訪れた観光スポットを中心にレポートしようと思う。
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