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～日本人の、日本人による、日本人のための英語勉強法（その6）～」
「効果的な辞書の引き方」 一言アドバイス（中編）
③その単語を使った熟語、対義語、同意語、派生語、あるいは例文でこれはと思うものがあれば、同様にアンダーラインを引いておく。
これも積み重ねると大きな力となる。中学生、高校生なら教科書に出てくる単語のそういった補足情報を教師が別プリントで作ってやればいいのだが、全ての先生がそういうことをしてくれるなんてことは期待できないのが現状である。だから、生徒自らそういった語彙力増強ノートを作っていくのが現実的な勉強法であると思う。
例えば教科書でincreaseが出てきたら(対義語)decrease、decideが出てきたら(形容詞形)decisive、(名詞形)decision、(同義語)determine,
make up one's mindなどが追加情報として必要なものである。そして、市販の単語集にはたいていそういう情報が事細かに載っている。つまり、単語集を暗記用に使うのではなくて、自分の単語ノート作成の道具にするということだ。
馬鹿正直に単語集を最初から覚えていくぐらいだったら、上にあげた単語ノート作りのほうがよっぽど効果的である。ただし、単語集で調べた派生語等は単語ノートに書き留めるだけではなく、英和辞典のほうにもアンダーラインをしておくこと。それによって暗記効率を高めることができるというのは前述の通りである。
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