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～日本人の、日本人による、日本人のための英語勉強法（その2）～」
英語教師という仕事柄、「どうやったら英語力が身につきますか。」という質問をよく受ける。私自身現在も模索している途中であるが、今までの１６年にわたる英語学習の経験から言える効果的な英語上達法が２つある。
①辞書と友達になろう！
古い話になるが、昔「キャプテン翼」というサッカーの漫画で主人公が、「ボールは友達だ。」と言っていた。それと結びつけるのは多少強引かもしれないが、英語学習においては辞書と友達になることが大変重要であると思う。
これは昔ながらの伝統的な勉強法かもしれないが、少なくとも外国語である英語を一から学習する人にとってこれに勝る英語学習法はないのではなかろうか。だいたい、英和辞典を引くことなしに英語力の向上を望もうなんて虫がよすぎる。一例をあげてみよう。私は現在Ｒ中学校で中２の英語を担当しているのだが、練習問題をやらせているときの生徒とのやり取りをお聞きいただきたい。
生徒：先生、この単語の意味教えてよ。
MASA:教えるのは簡単やけどな、それじゃ力がつかへんで。わからない単語が出てきたらその都度こまめに辞書を引きなさい。
生徒：それやったら、先生なんのためにおるんよ。先生の仕事は教えることとちゃうん。調べるより先生が言ってくれるほうが手っ取り早いやん。
MASA:あのなあ、それでほんまにええと思うか。
生徒：うん。
MASA:・・・・・
これを聞いてみなさんはどのようにお考えになるだろうか。
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