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Start 2/5/2000
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- 2003年3月10日 23時31分
- March the 10th, Monday
"Welcome back, Mr. Kawahara (Chap.97)"
京都大学後期入試直前 前期の英作文徹底分析 (その１０)
平成15年 京大前期 英作文 Ⅲ(２)
③仕事に対する姿勢がまじめだからそう言われるのだ、というように理解している。
「仕事に対する態度」は文字通り my attitude toward my job を使って、my serious attitude toward
my job is the reason why they say so. でいいだろうが、“それは私が仕事にまじめだからだ”と素直に考えて、I
think that's because I'm serious about my job. あるいはもっと簡潔に考えて I think
they say so because I always do my best in my work. ぐらいでも十分だと思う。
一例： I think that's because I'm serious about my job.
- 2003年3月10日 23時17分
- March the 10th, Monday
"Welcome back, Mr. Kawahara (Chap.96)"
京都大学後期入試直前 前期の英作文徹底分析 (その９)
平成15年 京大前期 英作文 Ⅲ(２)
②私は頑固者だとよく言われるが、
「頑固な」は stubborn か obstinate のどちらかを知っていれば People often say that I am
stubborn [ obstinate ], と極めて簡単に処理できるのだが、それがわからなかったら“考えを簡単に曲げない”と考えて、People
often say that I won't change my mind easily.ぐらいでよかろう。なお、この簡単な表現を多少高級感を漂わす文にアレンジするために、I
might be a kind of person who doesn't change my mind easily as others
say,とするのも手だが、やや難しいか？
一例： People often say I am stubborn,
- 2003年3月10日 22時50分
- March the 10th, Monday
"Welcome back, Mr. Kawahara (Chap.95)"
京都大学後期入試直前 前期の英作文徹底分析 (その８)
平成15年 京大前期 英作文 Ⅲ(２)
①自分の仕事に妥協するようだと誰もその道のプロにはなれないと思う。
「妥協」と聞いて compromise という英単語がすっと出てくる人はすばらしい。単語集などを買って相当覚えこんだことだろう。だが、名詞(あるいは動詞)で使うとしたら「自分の仕事」とはどんな前置詞で結ぶのかご存知だろうか？ここで英作文高得点ゲットのための鉄則を一つ：
“少しでもあやふやな表現は使わずに100％大丈夫と確信できるものを使え！”
たとえ１００００語の英単語を覚えてもその使用法がわからなければ点数にはならない。私が自分でこの問題を解いたとき、もちろん compromise
は知っていたが、上記のような理由からあえて使うのを避けた。そこで、少し発想を変えてみた。妥協するということは、自分の信念をすぐにあきらめることだから、
If you give up your belief in your work soon,としてみた。あるいは、もっと簡単に考えて、“自分の仕事にすぐに満足してしまう”と考えて、
If you get easily satisfied with your work, という中学生レベルの文で処理してみた。
後半部分は「プロ」がポイントであろう。 expert か professional でいいと思う。前者は日本語でエキスパートと呼ばれるいわゆる玄人のことである。後者もほぼ同じ意味であるが、スペルが間違いやすい。そこでお勧めは省略形の
pro である。これは私がアメリカに滞在していたときに、よくメジャーリーグ関係の英字新聞で見かけた単語である。長いスペルを間違いやすいのはなにも日本人だけでなくアメリカ人も同様であり、そのため省略形が多用されているということであろう。
一例： If you give up your belief in your work soon, you won't be able
to become an expert in the field.
- 2003年3月10日 21時58分
- March the 10th, Monday
"Welcome back, Mr. Kawahara (Chap.94)"
京都大学後期入試直前 前期の英作文徹底分析 (その７)
ついに本日、京都大学の前期試験の合格発表があった。合格した人は勝利の美酒(未成年の場合はご法度だが・・・(笑))に酔いしれてほしい。また、残念ながら不合格だった人は気持ちを切り替えて後期試験に臨んでほしい。不合格の人は皆後期試験のライバルになるわけで、その人々に頭一つ抜きん出るためにも、あと数日間ベストを尽くしてほしい。というわけで、後期受験者を応援するために京大前期英作文の(2)も解説してみようと思う。少しでも皆さんの英語の得点アップにつながることを祈りながら・・・
平成15年 京大前期 英作文 Ⅲ(1)[某予備校の模範解答]
①自分の仕事に妥協するようだと誰もその道のプロにはなれないと思う。②私は頑固者だとよく言われるが、③仕事に対する姿勢がまじめだからそう言われるのだ、というように理解している。④融通がきくタイプの人間は周囲には受けがいいかもしれないが、⑤仕事の方は何か物足りないところがあるように思われる。
No one who takes a compromising attitude toward his or her
profession can be a professional in the true sense. People often say
I am obstinate, but I am convinced this is because I have an earnest
attitude toward my job. Those who are flexible about their work may
be in favor with the people around them but leave something to be desired
professionally.
まさに妥協を許さないプロの予備校講師の、渾身の力をこめた模範解答だと思う。しかし、プロではないアマチュアの受験生には敷居が高すぎることもまた事実であろう。では、マサが(1)同様にこの難解な日本文を、受験生仕様の簡単な英文に変えてみようと思う。
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