Start 2/5/2000 |
2001年1月12日 13時32分
受験直前期のみさなんへ 竹端@外は零下のストックホルム、です。 センター試験までいよいよ10日を切り、私立入試もあと20日と迫った今、皆さん の中には、毎日キリキリ舞いになっている人もいるのではないでしょうか。勝負 時が迫った今、平常心を保っている人の方が、少ないのかも知れません。中には、 「私は普通やけど、まわり見ていたらもっと焦らなければアカンのかなぁ」なん て日和見している人もいるのかな? 焦る気持ちはよくわかります。しかし、受験は焦っていても、勝つことは出来ま せん。今必要なのは、不安や焦り、ではなく、「いかに冷静に事態を分析できる か」、です。 例えば風邪を引いている人なら、一日たっぷり寝て翌日に備える。過去問をやれ ばやるほど点が下がって来たと嘆く人なら、なぜ点が下がってきたのか、自分の ミスの傾向はどういう所にあるのか、をこれまでやった問題からじっくり分析す る。とにかく不安で空回り気味の人は、簡単に出来る問題集に没頭する。あるい は気分転換に暖かい格好をして散歩に出かける…。などの「長期的視野」を持っ た行動こそ、今こそ求められているのです。 今の一瞬の不安な感情で、それまでの蓄積を全部ダメにしてしまうことだって出 来ます。そんな今だからこそ、感情に流されず、冷静な目で・頭で、事態をきち んと分析して、「今から出来る最大限とは何か?」を見極めて欲しいのです。 出来る時間は限られています。その限られた時間で、より万全なコンディション に自分を高めていくためには、これから必要なのは、「がむしゃら」よりも、 「冷静沈着さ」です。前も書きましたが、自分の傾向や性格を見極めた上で、そ の自分の素地をいかに受験期で「長所」に変えるか、を常に想像しながら、これ からの日々を乗り切ってください。 しつこく書きますが、冷静な分析力、が、これからの日々の最大の課題です。 最後まで絶対にあきらめずに、がんばれ! 北の空より皆様のご健闘をお祈りしております。 <ストックホルム現地時間 1月11日(木) 午前11時> 竹端 寛(TAKEBATA Hiroshi) bata@mbc.nifty.com 1月のカレンダーに戻る ----次の日を見る
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